低血圧

自律神経失調症の病気

自律神経失調の代表的症状は、心臓が血液を送り出す力が弱くて、身体の機能全体が低下した状態(本態性低血圧:最大血圧が100mHg以下)です。

低血圧の人は、ほとんどが冷え症で、貧血気味で、めまいを起こします。それに、食が細くて、食べた後は、もたれがちです。

低血圧や貧血の人は、消化器官の中でも腸がよくありません。

血液を作るのは小腸

赤血球を作り出す細胞を赤血球母細胞と言います。これは、小腸の壁の腸絨毛(じゅうもう)細胞にしかありません。

この赤血球母細胞から赤血球が生まれて、血液中に送り出されます。

小腸の壁には高さ3mmほどの絨毛が500万ぐらいあり、これらは、消化酵素を分泌する細胞でおおわれています。

食べたものが血になるためには、この消化酵素がきちんと働く必要があります。食物は酵素で消化され赤血球母細胞となり、血液になるからです。

*酵素は食べ物を分解して筋肉や血液にする働きを持っています。

酵素は消化、吸収、排泄作用や血液、ビタミン、ホルモンの生成など身体の整理作用すべてのサポートしています。

この酵素は身体の中の微生物です。つまり、人間は体内の微生物によって生かされているということです。

酵素は34度ほどで反応し始めて、36〜38度で最も活発に働きます。つまり正常体温の時に最もよく働くのです。

ですから、冷えは酵素の働きを阻害します。

酵素がきちんと働けば、キレイな血が作られます。

乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、腐敗を抑えて、腸内を清潔に保ちます。

冷えは有害な菌を増やす

冷えやストレスがあると善玉菌の力が弱まり、悪玉菌を増やしてしまいます。また動物性脂肪やタンパク質を摂り過ぎることでも、悪玉菌が増えます。これにより腸内に発ガン性物質などの有害な物質が発生します。

これを食毒と言います。

食毒は便と一緒に体外に排出されますが腸内に長くとどまると腸壁に害を及ぼします。そして、その一部は腸壁から吸収され血管内に入ります。

これを血毒と言います。

血毒になるとこの解毒のために腎臓や肝臓が働きを活発にするので疲労します。また、腎、肝の疲労はガンなど、いろいろな病気の原因となります。

また、食毒や血毒は肌にもよくありません。

低血圧とダイエット

女性の低血圧は、やせるために短期間に何キロも減量したり、特定の食べ物だけを摂り続けるなどのダイエットを行い、カロリーだけでなく必要な栄養素も十分とっていないことから、生じる場合が多いです。