冷え性の受診と治療

冷え性は何科て診てもらうのか?

冷えがある場合、合併症状と心身の状態を自己診断した上で、整形外科、婦人科、内科、心療内科などその症状に最も近い科で受診をします。

冷え性のチェックポイント

<チェック項目>

1、どの部分がどういう冷え方をするのか。

2、冷えた時、痛み、しびれ等、異常が起こる部位はどこか。

3、冷えが起こったのはいつからか。

4、仕事、私生活の変化など現在の状況はどんな状態か。大きな継続的なストレスの要因はないか。

5、自分の体質、病歴を振り返る。健康診断書やこれまでの定期検診の記録等を見直す。

<チェックした結果>

冷えの他に身体に何らかの不調が見つかれば、その病気に最も近い科を受診します。

・月経痛や更年期が思い当たれば婦人科へ

・冷えの他に腰痛や関節痛も起こっていたら整形外科へ

・一身上の大きな転機や変化、ストレス等があるなら心療内科へ

・貧血や低血圧があるなら内科へ

*婦人科や泌尿器科など既往症があれば、それぞれその科を受診するのがベストです。

冷え性に効く薬

冷え症のために病院に行く人はあまりいません。患者さんは、まず婦人科疾患や内臓疾患で婦人科や内科を足腰の痛みで整形外科を受診します。

そして、症状について病院で話すことで、医者は、患者さんの多くが冷え症であることを理解します。

現代の西洋医学では、冷え性は病気として、考えていません。では、どのように対処するかというと、現在は西洋医学的診断の上、漢方も含めて総合的な処方を行うことが増えてきています。

例えば、更年期障害に伴う冷え症は、ホルモン補充療法、ひどい月経痛を伴うなら漢方薬の当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)などによる治療をしています。

冷え症の根治への対応

冷え性の特長は慢性的で再発性があることです。一時的になら、痛みを取り除く対症療法や漢方療法で、冷え性は改善します。

しかし、完全に冷え性を治すためには、対症療法だけでなく、冷え性の体質を改善するための日常生活での自助努力が必要です。