風邪

微熱の時は冷やさない

風邪薬に入っている解熱剤、消炎剤、抗ヒスタミン剤は身体を冷やす作用があります。微熱の時は身体が冷えています。このような風邪薬を飲むとかえって身体がさらに弱くなります。

微熱で風邪薬を飲まなくても高熱の時は飲むことが多いようです。しかし、ある調査では、風邪で38度以上の熱を出している人に薬を使用、薬を使用しないのに分けて37.5度以下になるまでの期間を調べたら、使用した方は平均3.47日、使用しない法は1.99日だったそうです。

この結果だけで、風邪薬はいらないとは言えませんが、風邪薬を使わない方がよい場合が多いのかもしれません。

咳や喉の痛みも自己治癒力

咳は体内にたまっている水分を上から出して身体を活性させようとする働きです。そしてウィルスを喉の部分で食い止めて体内に侵入させないために喉の痛み(炎症)が起こります。

風邪で熱が出る人は実証の人ですから体力がありますが、邪気も強いです。邪気との戦いで高熱が出ますが治りは早くなります。

虚証の人は熱を出す体力がないため、長引く慢性の風邪になりやすいです。また、自己治癒力も弱いので、腎臓を守る冷え対策が必要です。

風邪をひかないから過労死につながる

調子が悪い不時、すぐに風邪をひいてすぐ治るから大病にならない。過労死したり、突然、大病になる人はたいてい風邪をひかなかったりしますが、これは、ひかないのではなく、ひけないのです。

風邪は油断した時などにひきやすいですが、頑張ってしまう人は心身を張りつめてしまうから風の邪が入るゆるみがありません。

しかし、ずっと張りつめた状態が続くと、いつか張りつめたものが切れてしまいます。

なので、風邪は適度にひくほうがかえってよいのです。

昔ながらの風邪の治療

<風邪を治すポイント>

1、風邪のひきはじめ(くしゃみをしたり、ゾクゾクするなど)にすぐに対処をする

(1)ハンカチ、タオル、新聞紙などを折り、肩の後ろに横長にして入れる。

(2)手の平で後ろ肩(肩甲骨や首の下)を摩擦する。

(3)ドライヤーで首、肩、肩甲骨を温める。

2、絶食をする

お腹が減ってい時は味噌汁、うどん、ニラ雑炊など消化がよく温かいものを少しだけ摂る。飲み物は梅干の黒焼きやネギと味噌に熱湯を注いだもの、ショウガ湯、みかん湯、卵酒、温かいミルクなどを飲む。

3、温かい飲み物を飲んだらすぐに寝る

靴下をはき、肩のところに折ったタオルを1枚横に入れて寝る。

4、寝る前に腰湯や足湯をする

よく下半身(腰や足など)を温める。

5、身体のふしぶしに痛みがあり熱っぱい場合はご飯の代わりにリンゴをおろして食べる

喉が痛い時は塩番茶(番茶に塩を入れる)や紅茶でうがいをする。喉には大根を薄切りにしてたっぷりハチミツを入れ、一昼夜放置し、溶けた汁を好きなだけなめる。

6、熱がある場合は、枕の上に冷たいキャベツか白菜の葉をしく。光熱の場合は豆腐を額に。喉が痛い場合はネギを網で焼いてガーゼにくるんで喉にあてる。