冷え性改善の必須栄養素

ミネラルとタンパク質

老化を防止するためには、ビタミンEが、よいと言われていますね。これは、ビタミンEが体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐためです。

さらに、ビタミンEは、血管を若々しく保ち血行を促進する、体内のホルモン分泌を調整するなどの働きがあり、冷えや肩こり、更年期障害の治療によく使われます。

成人が1日に必要なビタミンEは通常、10mg前後ですが、この量ならば、バランスのよい食事をしていれば自然に摂れます。

ビタミンCの主な働きはコラーゲンの生成をする、鉄分の吸収を促進する、毛細血管の機能を保持することです。これらは、貧血や冷え症の改善に効果的です。

ビタミンCは、副交感神経(自律神経のひとつ)が活動する時に、たくさん使われます。

成人が1日に必要なビタミンCは約50mgで、ビタミンの中では最大の量です。しかもビタミンCは体内に蓄えることができないし、水溶性で熱にも弱いので料理の時も失われやすい特長があります。

このような理由のため、ビタミンCは必要量の数倍は摂る必要があります。

3大栄養素のひとつであるタンパク質は、約20種類のアミノ酸がいろいろな結びつきをしてできています。

タンパク質は、筋肉や臓器、骨、皮膚、血液など人体の基本的な部分を構成している他脂質や糖質同様にエネルギー源にもなります。

このタンパク質はほとんど体内で合成されますが、必須アミノ酸は、合成できません。

必須アミノ酸とは

必須アミノ酸は、体内でほとんど合成できないため、外から摂取する必要があります。必須アミノ酸はこちら。

・イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、スレオニン、トリプトファン、バリン、ヒスチジン

必須アミノ酸と冷え症

必須アミノ酸は体温調節など自律神経の機能をコントロールする働きがあります。ですが、必須アミノ酸すべての量が相互に一定の範囲内にないときちんと働きません。

例えば、9種類のうち1つでも不足していれば、最も少ないアミノ酸の栄養価に相当する働きしかできないのです。

良質のタンパク質とは、この9種類がすべてバランスよく含まれているものです。

タンパク質をエネルギーに変えるビタミン

ビタミンB群は、甘いものや加工食品の摂り過ぎると不足しがちです。ビタミンB1やB2はタンパク質など三大栄養素をエネルギーに変えるのに必要です。

巷で売られ菓子類や清涼飲料水、加工食品などには、たくさん糖分が入っています。そのため、こういう物を食べると必然的に糖質の摂取が過剰になります。

ですから、結果的に糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が不足してしまうのです。

糖質、脂質、タンパク質などをたくさん摂った時は、特にこれらのビタミンB群を摂る必要があります。

ビタミンB群の中で、パンテトン酸というビタミンはストレスを受けると多く分泌される副腎皮質ホルモンの合成に関わるビタミンで「ストレス対抗ビタミン」と呼ばれています。

なので、ストレス性の冷え症の人はパントテン酸を十分に摂るほうがよいでしょう。